7/30中学生の職業体験を実施しました
7月30日に出雲市内の中学3年生を対象に「中学生の職業体験」を実施しました。
医療の仕事の体験を通して、初めて名前を知った仕事や、聞き慣れた名前の仕事でも新しい発見をする等貴重な機会となりました。
今回の医療職体験の様子を紹介いたします!
看護師は患者様の身の回りのお世話など医療職の中でも一番患者様と関わる機会が多い仕事です。
看護学科の体験では聴診器を使って心臓や肺の音を聞いてみます。
また、自分の胸に聴診器をあて自分の心臓の音を聞いてみたり、
「physiko(フィジコ)」という模擬人体に聴診器をあててみたりして体の中の音を聞いてみます。
初めて聴診器の音を聞いた生徒の皆さんは友達と顔を見合わせていました。
また、赤ちゃんの模擬人体の心音も聞いて子どもと大人の心拍数の違いと比較します。
理学療法士はケガや病気で身体に障害がある方に「立つ」、「歩く」などのリハビリを行い、患者様が自立した日常生活を行うことができるようにする仕事です。
理学療法士学科の体験ではリハビリ中の患者様が移動のときに使用する杖や歩行器の体験をしました。
なかなかうまく歩けない様子を見ると、患者様が歩行器などで移動することの大変さを知るきっかけになったと思います。
臨床工学技士は手術室や集中治療室にある機械の操作や管理を行い患者様の治療に携わる仕事です。
臨床工学技士学科は機器が人間の体の代わりをする「医療機器」についての体験です。
人工心肺や、人工呼吸機、心電図などの体験を行いました。
特に「人工透析」の機器の体験では、たくさんの細い糸が血液を綺麗にする構造に驚きの様子でした。
体験前は緊張していた生徒の皆さんでしたが、医療職体験のなかで少しずつ表情が柔らかくなっていきました。
体験の終わりには生徒の皆さんと学生や教員との仲も深まり、たくさんの質問が出てきました!
生徒の皆さんには今回の体験を通して、医療の仕事を知ってもらい、医療職を目指すきっかけとなることを願っています。