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聴覚検査機器の説明会がありました 【言語聴覚士学科】

こんにちは!
出雲医療看護専門学校 開設準備室 専任教員の坂田です。
今日は、言語聴覚士学科に入っている機械の使い方について、 説明を受ける機会がありました。
現場で見たことのある機械もあれば、私が勤めた病院では見たことの無い機器もありましたので、非常に勉強になりました。
ちなみに、今回の説明会には理学療法士学科の教員も参加しています。

実際に検査体験などもしてみました。
言語聴覚士の分野で聴覚というのは独立した分野と考えられることが多く、機器の操作も細かい物が多いです。
例えば、「聴覚」と聞くと、なんとなく耳の話だと思いますよね?
ですが、この聴覚検査機器は骨を震わせて音を聞かせるという「骨導」の検査も出来たりします。
実際にヘッドホンから音を聴く(こちらは「気導」といいます)検査と、骨導によって音を聴く検査・・・どういう違いがあって、検査結果から何が分かるのか。
学生さんにはしっかり学んで頂きたいと思います。
骨を震わせる、というと怖い・危ないイメージがあるかもしれませんが、全然違和感はありませんでした。
なんであれで音が聞こえるのか、不思議なくらいです。
ちょっと余談。
自分の声を何かで録音して聞くと、普段聞いている自分の声と違う声に聞こえませんか?
これは、録音した声は「気導」のみいつも聞いている自分の声は「気導」と「骨導」両方の方法で聞いているからなんです。
意識はしていないんですが、普段から両方の聞き方をしているんですね。

他にも、補聴器の検査をする機械(↑)とか・・・

小児用の聴覚検査器具(↑)なども実際に触りながら説明を受けました。
奥が光っているときに写真で押そうとしている白いボタンを押すと、ボックスの中で機関車が走り出します。
まぁ、機関車が貨物置き去りにして走り出したり、脱線したりするハプニングはありましたが(笑)
言語聴覚士の機械は専門的で、なかなか難しいところもありますが興味深くもあると思います。
いろんな機械・道具を使って楽しく勉強してもらえたら嬉しいです^^
 
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また!
 
出雲医療看護専門学校 開設準備室
専任教員 坂田年彦
出雲医療看護専門学校ホームページ
https://www.icmn.ac.jp/