物理療法学~その2~【理学療法士学科】
こんにちは!
理学療法士学科 専任教員 坂田です
以前、人気授業Best3第一弾として
りょうくん に伝えてもらった2年生前期「物理療法学」の授業
実はまだまだ紹介しきれていない、いろんな事をやってるので
紹介しようと思います!笑
今回のテーマは「電気療法・牽引療法・超音波療法」です
専門的な機械を実際に使用し、実習に挑みます。
その1 「低周波治療期」
電気の力を利用して、筋肉に刺激を与えたりすることができます。
最初は皆、筋肉が電気によって動かされることにビックリ
若干オドオドしている様子もありましたが、
徐々に慣れてくると様々な筋のポイントに当てようと工夫をしていました
ちなみに、最近ではこの原理を利用して
動きにくくなった身体を動かしてくれる、ロボットスーツなども開発されているんですよ
将来、身体が全く動かなくなる人というのは存在しなくなるかもしれませんね
その2「超音波療法」
音波の力を使って、筋肉に温熱効果やマッサージ効果を与える事ができます。
ここでは「最初冷たいのに、どんどん温かくなる!」と、
不思議な感触を感じることができたようです
もちろん、1ヶ所触るだけでは応用が利きませんので、
いろんな場所に行います。
こちらでは肩に当てています。
場所が変わると設定も変わるので、
どうしたらいいのか教科書片手に考え、
最後は教員に確認をして実践しています
超音波を使用する際には、ゲル状のものを皮膚にのせます。
実践前にどんなものか確認したい!
という学生には事前に少しだけ触ってもらいます
その3「牽引療法」
腰部・頚部に牽引をかけることで、
痛みの改善を図ります。
角度や引っ張る強さで治療効果が決まりますので、
その辺りをしっかり管理して行います
ちなみに、写真には入っていませんが、
二人が見ている先に角度や強さを管理する数値の出ているモニターが存在します :tv:
授業後、この実習を受けた学生に少しだけ感想を聞いて見ました
-出雲北陵高校卒 堀田大暉さん-
「低周波療法器具を使用したときに、筋肉が勝手に動くのも驚きましたが
場所によっては指が勝手に動くのも驚きました
また筋肉の働きによって関節が動くというのが良く分かりました
牽引療法では腰部の牽引を行い、
引っ張られると血流や神経の働きが良くなるからなのか、
腰部が温かくなる感覚があったもの新鮮で楽しかったです 」
このような演習を通して効果を体験し、
現場に出ても物理療法器具をしっかり扱える理学療法士になって欲しいと思います!
ちなみにこういった器具の体験は、
オープンキャンパスでも行うことがあります
ホームページやブログで随時案内いたしますので、
興味を持った方はぜひ来てみてくださいね
それでは、また!
\次回のオープンキャンパスは/
★☆ 2016/1/24(日) ☆★
午前の部 10:00~12:30
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