【学生×臨床理学療法士】協働研究プロジェクトが始動しました!

このたび、出雲医療看護専門学校理学療法士学科では、臨床現場で活躍されている理学療法士の方と本学科の学生が協働して研究活動に取り組むプロジェクトが始動しました。
本校は文部科学省より「職業実践専門課程」の認定を受けており、実践的な教育を通じて、即戦力となる理学療法士の育成を目指しています。今回の取り組みはその一環として、臨床現場の課題に対して学生が主体的に研究を行い、現場の理学療法士と意見を交わしながら、より実践的な知識と技術を身につけることを目的としています。
■ プロジェクトの概要
– 研究テーマ:筋触診技術精度向上のためのエコー機器の教育的応用の試み(仮)
– 協働先:森脇俊貴氏(福田整形外科:理学療法士)
– 成果発表:中国ブロック理学療法士学会、出雲医療看護専門学校卒業課題研究発表会
■ 学生の声
「現場の先生方と直接やり取りできることで、教科書だけでは得られないリアルな知識を学べています。自分の考えを伝える難しさもありますが、それ以上に学びが多く、将来への自信につながっています。」
■ 教員より
「学生が臨床家と協働することで、理学療法士としての視野が広がり、課題発見力や問題解決力が養われます。教育と臨床の架け橋となるこの取り組みを、今後も継続・発展させていきたいと考えています。」
職業実践専門課程とは?
職業実践専門課程とは、文部科学省が認定する制度で、専門学校における教育内容が産業界と連携しながら、実践的かつ体系的に構成されていることを示すものです。
企業や医療機関との連携による授業内容の構築、実習・インターンシップの充実、教育成果のフィードバック体制などが整備されていることが求められます。
令和6年度時点で、全国の専門学校のうち42.0%(1,123校)が職業実践専門課程として認定されており、残りの約6割は未認定です。つまり、認定校は全国でも限られた存在であり、教育の質と実践力の高さが公的に保証されていることを意味します。
本校はこの認定を受けており、教育内容の充実はもちろん、臨床現場との連携を通じて、学生が現場で求められる知識・技術・態度を身につけられるよう、日々教育活動に取り組んでいます。
今後も本ブログでは、プロジェクトの進捗や学生の成長の様子を随時ご紹介してまいります。ぜひご期待ください!
※ 認定率データ出典:文部科学省「職業実践専門課程の認定状況」(令和6年3月24日発表)


