眞理子の部屋【第9回】~9月になりました~

【出雲医療看護専門学校副学校長 神田眞理子 先生】
今年は梅雨時分、雨の日があまりなく暑さの立ち上がりをとても早く感じ、大変暑い夏を長らく過ごしていたと思います。テレビをつければほぼ毎日熱中症アラートが発表され、熱中症対策について各テレビ局で流れていました。
いつまで夏かしらと思っていましたが、9月に入り1週目から夜、虫の声を聞くようになったかと思ったら、秋風が吹きこの前までの暑さが嘘のような毎日となっていました。
今年の白露は9月8日でしたが、季節感として夏から秋へ本格的に移る節目とされているこの時期がきちんとやってきたことに自然の偉大さ、神秘さを感じました。そして20日過ぎから、昼夜の長さがつり合う秋分に入り、本格的な秋へ向かっていきます。
秋の夜長、虫たちの合奏を聞きながら時々趣味の刺し子をしています。決して裁縫が得意なほうではありませんが、一針一針刺している間は無心の境地になれるので、良い気分転換になります。何でもいいので夢中になることができることはしあわせ(、、、、)なことなのでしょう。
色々な困難がありますが、時々気分転換しての何かに夢中になれるといいですね。
9月9日は、五節句のひとつ『重陽の節句』でした。この時期、菊の花に綿をのせる風習があると聞いたことがあります。重陽の節句は、中国から伝わった行事がもととのことですが、前の夜に菊へ綿をかぶせ、花の香りや露を移した綿を翌朝に使って長寿や健康を願ったとされています。調べてみると、“奇数は縁起のよい数字とされ、とくに9は最も大きい陽の数と考えられていて、9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、長寿や無病息災を願う日になりました。”とありました。そこで、9月のブログでは、私が刺した菊の刺し子を載せることにしました。
日本は今、医療従事者不足が深刻であり、その対策が国の大きな課題となっています。国内外で地震や水害などの大きな災害にも見舞われている昨今、社会に役立つ医療従事者の道を選んだ本校の学生の皆さんは、ますます求められる人材になっていく皆さんです。その道に向かっていこうとする時には幾つもの困難がありますが、時々は自然に目を向け癒されて行ってくださいね。

【神田眞理子 先生作】
