眞理子の部屋【第6回】~実習が始まりました~

【出雲医療看護専門学校副学校長 神田眞理子 先生】
本校もいよいよ、臨地実習<臨地実習:大学や専門学校で学んだ知識・技術・態度を、病院や施設など実際の現場で統合して実践し、専門職としての基礎的能力を養うための教育実習>が始まっています。
直接臨床現場に出かけ、患者さんやご家族の方と出会い、戸惑いや不安な毎日の始まりかと思います。それぞれが目指していく医療専門職となっていくためには、とても大切なことです。くじけそうになることもたくさんあるとは思いますが、指導者の方、先生方に相談し、同じ道を目指している同僚たちと励まし合って実りある実習にしてほしいと思います。
私の田舎にこの時期出かけますと、毎年同じ場所で白いメレンゲや綿菓子のような「泡のかたまり」の森青蛙(モリアオガエル)の卵を見かけます。今年も同じ場所で見かけました。池や水田などの水面の上の木の枝や草の上に産みつけ、水面から少し高い位置に白い塊がぶら下がっているのが特徴のようです。私が見かける場所も小さな池のある薄暗い静かな場所です。
森青蛙は、森の伐採や水辺環境の変化などの影響で、生息地が減り一部の県では準絶滅危惧などの指定を受けている蛙ですね。森林と水辺の両方がそろった里山の環境保全のことはよく話題になっていますが、田舎育ちの私は自然と人間の共存について色々と考えさせられます。
やせ蛙 負けるな一茶 これにあり (小林一茶)
これは、痩せた蛙を自分自身と重ねて励ます句としてよく知られていますが、私も一句。
若蛙 負けるな出専(いせん)(出雲医療専門学校)これにあり
臨地実習では、辛かったり、上手くいかないときもたくさんありますが、目標に向かって頑張ってください。
応援していますからね。

モリアオガエルの卵 【神田眞理子 先生作】
