臨床工学技士はコミュニケーション力を活かせない??
こんにちは、出雲医療看護専門学校の黒川です。
今回は、臨床工学技士とコミュニケーション力のお話です。
臨床工学技士は人工呼吸器などや透析機などの「医療機器」を操作したり、管理したりするのが主なお仕事内容です。
それだけ聞くと
「臨床工学技士って黙々と機械を操作するの?」
「患者様と関わることは少ないの?」
「コミュニケーション力を活かせない仕事なの?」
と思われた方もいるかもしれません。
そんなことはありません!
臨床工学技士もコミュニケーション力は活かすことができます。
例えば、手術室などで働く臨床工学技士は、医療チームの一員として手術中に医師や看護師など医療チームのスタッフとコミュニケーションを取りながら手術に関わる必要があります。
手術後にも患者様の情報を他の医療スタッフと共有していきます。
また、町のクリニックで働く臨床工学技士については、透析治療などを通して患者様と交流する場面は多いです。
透析治療が必要な患者様は、長い年月をかけて治療が必要になるため、治療期間中にうつ病や、高齢者の方だと認知症を発症される患者様もおられます。臨床工学技士の仕事には患者様に安心感を与えながら治療をサポートする役割もあるんです。
そのため、透析治療に関わる臨床工学技士は1人ひとりの患者様にとって「生活の一部」となってじっくりと関わっていきます。
このように、コミュニケーション力は、臨床工学技士にとって求められる能力の1つになります。
臨床工学技士は「ただ機械を操作するだけの仕事」ではなく、患者様との関わりを「やりがい」にできる医療の仕事のひとつです。
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