学生のために何ができるのか ~島根県理学療法士会の方から~
今年は、新型コロナウイルスにより医療現場での実習が縮小されて実施されました。
学生からの心配として…
「現場の経験が少ない私たちを雇ってくれるのか。」
「先が見えない」
「患者さんに関わっていないので、就職した後が不安」
という声がありました。
学校としては、どう不安を解消しようか…と悩んでいた時に。
島根県理学療法士会が立ち上がってくださいました!
こちらが抱えている不安を聞いて頂き、第1段の取り組みとして
令和2年9月30日に本校に島根県理学療法士会の方が3名来て頂きました。
その様子がこちらです↓↓
今回のテーマは「臨床家の頭の中」を学生に「見せる、伝える」でした。
※臨床家・・・患者さんのケアを行う医療従事者のこと。
病院での1日の流れ、患者さんと向き合う前にすることをお話して頂いたり。
理学療法士が患者さんの問題点を見つける評価の考え方や視点について講義を頂き
実際の患者さんの理学療法をみて、なぜそのアプローチをしているのかの考えを講義を頂きました。
そして、実際に理学療法士学科の学科長を被験者にデモンストレーションをして頂きました。
最後にグループにわかれて質疑応答。少人数だったので多くの質問がありました。
学生からは「実習に行く前にも聞きたかった。」という嬉しい感想がありました。
そして、実際に現場で働く方から学生に向けたコメントのDVDも頂きました。
若手の方や中堅、ベテランの方からのコメントを頂き、これは今回、新型コロナウイルスの関係で実習に行けなかった学生に向けてでしたが、内容を聞いていて1年生や2年生にも勉強になると感じました。
最後に、今回こういった機会を設けてくださった島根県理学療法士会の皆様とご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。