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「数学Ⅰ」が活かせる臨床工学技士

こんにちは出雲医療看護専門学校の黒川です。

今回は、中学や高校の学びが医療の現場でどのように使用されているか紹介します。

高校に入って一番最初にする数学といえば「数学Ⅰ」ではないかと思います。

数学の基礎ともいえるこの勉強は臨床工学技士になるためには必要な知識の一つです。

数学Ⅰは臨床工学技士の世界では、医療機器の操作やメンテナンスに役立ちます。

 

 

 

例えば、「三角比」という勉強されたと思います。

三平方の定理や、sin、cos、tanなど学ばれたと思います。

なかなか日常生活では使わないかもしれませんが、臨床工学技士は三角比を結構使用します。

例えば電気の波形の位相(繰り返される電気の一周期のうち、ある特定の位置での計測)で、電圧や電流がどのような状態か確認するために使用します。

医療機器のメンテナンスなどで、機器の電圧や電流が正常に流れているかを計算する際に三角比の公式を使います。

 

 

 

専門学校の授業の中にも三角比など、数学Ⅰで学んだ内容のおさらいと、応用の授業があります。

臨床工学技士学科に通う学生たちは、数学が得意だった学生だけではなく逆に苦手だった学生もいます。

数学が苦手な学生は、復習からでき、数学が得意な学生は臨床工学技士として数学の知識を応用することができます。

数学Ⅰが得意、好きな方は実は臨床工学技士として医療機器の操作やメンテナンスその力を発揮することができるかもしれませんよ!