6/23 オープンキャンパスを実施しました。
こんにちは。
出雲医療看護専門学校の伊藤です。
6/23は職業体験型オープンキャンパスと会員制オープンキャンパス「メディカル★カレッジ」行いました!
午後からは職業体験型オープンキャンパスを実施しました。
各学科でいろいろな体験をしました。
【看護学科】
「氷まくらを作ろう」
看護学科では発熱した時などに使用する氷まくらを作りました。
氷まくらは使用方法を間違えるとより病気を悪化させてしまいます。
参加者は氷まくらの正しい使い方の説明を受け、作成開始しました。
参加者は学生スタッフの手助けも受けながら無事に氷まくらを完成させました。
参加者からは「空気を抜くのが難しかった。」との感想を受けました。
氷と水を入れるだけの簡単そうな作業に見えてコツがいるのですね。
【理学療法士学科】
「理学療法士の専門テクニック体験」
理学療法士学科では「徒手筋力検査法(としゅきんりょくけんさほう)」という筋力計測を体験しました。
名前を聞くと難しそうな名前ですが実際はとても簡単な方法で検査できます。
筋力を測るためにはさまざまな機器を使うイメージかもしれませんが、この方法は機器を一切使いません。患者様のひじやひざを自分のほうへ引くだけです。
患者様のひじやひざの抵抗する力を5段階で評価し筋力状態を計測する方法です。
参加者の方は学生スタッフと協力し徒手筋力検査法で筋力の検査を行いました。
【言語聴覚士学科】
「~ある日、突然言葉を失ったら~失語症って何?」
言語聴覚士学科では失語症について患者様の症状を体験通して、学んでいただきました。
3人1組でチームを作り、「昨晩の夕ごはん」失語症の患者様の役、聞き取り役、記録役に別れました。
患者様役は母音のみで質問に答えます。
聞き取り役が質問をして答えに導き、患者様役と聞き取り役のやり取りを記録役が記録します。
▲言い当てることができ笑い声が聞こえます
体験者自らが患者様の体験をすることで、失語症の患者様がコミュニケーションをとることの難しさや読み取る側の聞き取りの難しさを体験しました。
会員制オープンキャンパス「メディカル★カレッジ」は職業体験型オープンキャンパスよりも深く医療職を理解できます。
今回は臨床工学技士学科と言語聴覚士学科の2つの学科の様子をお知らせします。
【臨床工学技士学科】
「医療機器を分解してみよう」
臨床工学技士の役割の中に「医療機器のメンテナンス」があります。
医療機器の中には大小さまざまな部品があります。
大きな部品もあれば小さな部品もあります。それぞれの部品に役割があり、どれかに不具合があると患者様が命を落とす原因にもなってしまいます。
今回は透析機械のポンプを「分解→組み立て」を行いました。
▲透析機械内のポンプ
▲このような小さな部品が患者様の命を支えています
分解から組み立ての中で、ポンプ内の小さな部品がどのような働きをしているのか説明を受けながら作業を行いました。
【言語聴覚士学科】
「失語症について」
言語聴覚士学科では「失語症」について学びました。
失語症は高次脳障害の一つで、聞く、話すなどの言語機能に起こる障がいのことです。合わせて読み書きの能力にも障がいが起こり、日常生活が困難になります。
今回は失語症とはどのような症状がでるのか、どのような治療やリハビリが必要になるのかを学びました。
また、失語症の患者様が日常生活を行う上で、リハビリを繰り返しながら生活する患者様の映像を視聴しました。
▲失語症についてノートにまとめています
参加者はこの映像をみて失語症への理解を深めることができました。
今回の職業体験型オープンキャンパス、メディカル★カレッジで参加された方が医療職について理解を深めることができたら幸いです。
次回オープンキャンパスは6月30日(日)に実施します!!
各学科とも本日とは違うテーマで実施しますよ。
同じ医療に関わる仕事でも何度も体験することでいろいろな角度から職業を知ることができます。
また、医療の仕事に興味があっても「どんな仕事が向いているかわからない」とお悩みの方もいろいろな医療職の体験をすることで自分自身に向いている仕事を見つけるチャンスです!!
ぜひ何度も足を運んでいただいて「自分のなりたい仕事」を見つけてくださいね!
◇LINEでの相談会も実施しています!
たくさんの高校生や社会人の方からLINEで多くの質問をいただいたいます。
◇今後もまだまだオープンキャンパス開催予定です。
◇各学科について出雲医療看護専門学校のウェブサイトでも紹介しています。
◇出雲医療看護専門学校ではブログでも各学科について紹介しています。
各学科の先生紹介やオープンキャンパスの様子などいろいろな情報を掲載しています!